数ある蒲郡みかんの品種の中でも、特徴のある「はるみ」です。
2018年ごろ、当時の蒲郡市農協の担当者から、蒲郡みかん「はるみ」の加工用につき相談がありました。
「加工用の原料となるみかんがあります」「何とか加工品へと変えられないかなぁ」と。
早生の品種は甘さと程よい酸味が特徴です。
しかしながら、この「はるみ」ちゃんはグレープフルーツのような苦みも特徴です。
そのままジュースとして飲むには少々飲みずらい…
さて、どうしたものかと。
そう考えていたところに、山﨑合資会社の山﨑専務からご連絡いただき、蒲郡みかんを使用したリキュールをつくりたいと相談をいただきました。
この苦みを活かすには、お酒にするのが一番!!とちょうど考えていたので、真っ先に「はるみ」を使ってはどうですか!!とおススメさせていただきました。
そして数か月の開発期間を経て、商品化に成功いたしました。
こちらの「はるみ」は毎年長野県まで自社にて運び、加工していただいております。
マルサとしても思い入れが強い商品の一つです。
また、2023年からは改めてとなりますが、シロップ漬けも作っていく予定です。
もし、使用をご検討されるお客様がおられるようでしたらまずはお問合せください。
搾汁工場に空きが少なく今以上の量を搾るには事前からのお打合せが必要となりますのでご理解いただけると幸いです。